COLUMN
コラム
【今日の献立】天ぷらそばをアレンジした美味しいレシピを特別公開!
この記事の監修者
有喜屋 三代目店主
三嶋吉晴
有喜屋(うきや)三代目店主。有喜屋は1929年 京都先斗町に創業した本格手打ちそばと蕎麦料理を提供するそば屋です。 最年少で京都府優秀技能者表彰「京都府の現代の名工」を受彰。 手打そば職人としては全国で初となる「卓越技能章」を厚生労働大臣より受彰。 天皇陛下から授与される褒章である、「黄綬褒章」を拝受。
今回は、日本全国でも有喜屋でしか食べることができない「有喜天そば」の作り方をご紹介します。
遠路はるばる京都までお越し下さるお客様も増えている「有喜天そば」。有喜屋オリジナルメニューとなり、メデイアに載ることのない作り方を特別に公開しますので、ぜひ最後までご覧ください。
そばの茹で方
ポイント
- ほぐしながら入れる
- 箸を8の字に入れる
まず、沸騰した鍋にそばをほぐしながら入れていきます。
そばを入れたら箸を8の字にかき混ぜることで、鍋の中で麺が回り、均一に火が通るようになります。
また茹でる際は、沸騰状態を維持することで、そばの芯まで火が通り、茹で上がりが美味しくなります。
6,7分経ったら、そばの茹で上がり加減を指先でチェックします。
そばの洗い方
ポイント
- そばがもつれないよう、ほぐしながら洗う
そばが茹で上がったら、ざるに引き上げて水の張ったボウルで冷まします。
この時、そばがもつれないよう、ほぐしながら流水で洗います。
その後は水切りをするためにざるに盛り、ほぐしながら丼ぶりに盛ります。
ふわふわ具材の作り方
用意するもの
- 納豆1パック
- 卵1個
- 丼ぶり
- 箸5〜6本
次に、有喜そばの具材を作ります。
まず、丼ぶりに納豆と卵を入れ、箸を5〜6本手に持ってかき混ぜていきます。
この時、納豆と卵が固くなるまでしっかりとかき混ぜ、全体的に泡立ってふっくらとしたら完成です。
天ぷらの作り方
ポイント
- 衣に花が散るように上から垂らす
- 海老は背が曲がらないように軽く押さえながら揚げる
天ぷらを揚げて仕上げに移ります。
海老は背が曲がらないよう、軽く押さえながら揚げると見栄えが良くなります。
盛り付け
仕上げにざるそばのつゆをかけ、具材を乗せたら完成です。
薬味は天かす、薬味ネギ、刻みのりを入れると彩り良く仕上がります。
食べる際はよくかき混ぜると、非常に美味しくなります。
まとめ
今回は、有喜屋オリジナルメニュー「有喜天そば」の作り方を特別にご紹介しました。
有喜屋で作る「有喜天そば」は、納豆嫌いな方でも「食べやすい」と喜んでくださるお客様もたくさんいらっしゃいますので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
今回ご紹介した「有喜天そば」のおそばはこちらからご購入いただけます。